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ファン待望の続編「ハリーポッターと呪いの子」あらすじなどまとめ(ネタバレなし)

こんにちは!
シマユーです。

Harry Potter and the Cursed Child

この前本屋をうろついていたらなんということでしょう、ハリーポッターの新刊が積まれているではありませんか!
最後にハリポタ読んだのいつだろう。
映画は割と最近までやっていたような気がしますが、最終巻の「ハリー・ポッターと死の秘宝」が発売されたのが2007年なのでもう10年近く経つんですね。
嘘だろ...その事実に恐怖を覚える笑

確かハリーポッターシリーズが日本に上陸して世間を圧巻したのがぼくが小学校3年生くらいの時だったので、そう考えると20年くらい続いてるんですね。
ぼくももちろんあの分厚いハードカバーを全巻揃えて読みふけったクチです。
さすがにカサが増すので実家に置いてありますが。

今の子供達も読んでたりするんだろうか。
学校の図書館で取り合いになってそう。
今は全巻セットの文庫本とかあるんですね。
シリーズでもう一回通して読んでみたいところです。

まあ前置きはさておいてそんなハリポタシリーズが発売されたとくればファンとして読まないわけにはいかないでしょう。 幸いkindle版も発売されていたのでそちらを購入して読むことにしました。

【Amazon.co.jp限定】 ホグワーツMAP付き ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)

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  • 作者: J.K.ローリング,ジョン・ティファニー,ジャック・ソーン,松岡佑子
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あ、先に言っておくことがあるのですがこの「ハリーポッターと呪いの子」ですが、小説ではありません。

...え笑

こちらシナリオ自体はJ.K.ローリングによる新作で間違い無いのですが、ロンドンで公演される舞台劇の脚本の書き下ろしになります。
amazonのレビューを見ると翻訳がひどいとか文章がおかしいとか散々な評価がついてますが、小説じゃないのでそういうものです。

ぼくも続編を待ちわびたファンとしては小説という形で発表して欲しかった思いもありますが、読んでみたらまあまあ楽しめたのでネタバレにならない程度に紹介したいと思います。

あらすじ

8番目の物語。19年後。 『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない"ハリー 一家の伝説"という重圧と戦わなければなりません。過去と現実は不吉にからみあい、父も子も痛い真実を知ることになります。
Amazonより引用

あらすじから、まずハリーポッターの新シリーズではあるのですがハリーと息子の「アルバス・セブルス・ポッター」の親子関係をメインで描いた物語になります。
英雄である父親ハリーとの関係に悩むアルバスがかつての因縁に直面し、親子は世界を揺るがす事件に立ち向かうすることに...というストーリーです。

登場人物

新たに登場するメイン人物
アルバス・セブルス・ポッター・・・「ホグワーツの戦い」でヴォルデモートを打ち倒し世界を救ったハリー・ポッターの息子。父親との関係に悩む
スコーピウス・マルフォイ・・・ルシウス・マルフォイ(ハリーのライバルキャラだったスリザリンの嫌な奴)の息子。アルバス同様自身の出生に苦しむ

前作から引き続きの登場
ハリー・ポッター・・・前作主人公。かつてヴォルデモートを倒し英雄視される。現在魔法省の部長。37歳
ルシウス・マルフォイ・・・スコーピウスの父親。元「死喰い人(ヴォルデモートのシンパ)」だった。
ロン・ウィーズリー・・・ハリーの親友。ハーマイオニーと結婚(けしからん!!)。しょうもないおっさん気のいいパパに。
ハーマイオニー・ウィーズリー・・・ハリーの親友。魔法省の大臣に。キャリアウーマン。
ジニー・ウィーズリー・・・ロンの妹。前作では情緒不安定気味だったがいい母親になっている。

故人
アルバス・ダンブルドア・・・元ホグワーツ校長。偉大な人物。闇の勢力との戦いの中命を落とす。
セブルス・スネイプ・・・苦労人。ダンブルドアの影の協力者で裏からハリーを守り続けていた。故人

名前を言ってはいけないあの人
ヴォルデモート卿(トム・リドル)・・・最強の闇の魔法使い。死んで20年以上たつも今も影響を残す。

見どころ

英雄の息子というレッテルに悩むアルバスと、そんな息子に正直に向き合えない自分に葛藤するハリーのリアルな親子関係が見どころです。
正直ハリーは旧シリーズのころから神経質で頑固なところがあったので気難しい息子との関係に悩んでいるところが、ああそうだろうなって感じです。
まあちょっと今回はみててハラハラするほどの迷走っぷりでしたが笑

ただロンの妹のジニーが本当にいいお母さんしてます。
幼いころに家族を無くし、それゆえ息子との関係になやむハリーを厳しくも優しく支えます。
まあ、旧シリーズではその情緒不安定ぶりからのハリーとの恋仲という全ハーマイオニーファンを敵に回す存在でしたが笑
正直日本じゃ受け入れられないタイプのヒロインだったよね。
今だからいうけど笑

それとマルフォイ。
こいつが本当にいいやつになってて驚きです。
スネ夫とジャイアンを足していいところを全部引いたようなやつだったのに...笑
旧シリーズでは語られなかった胸の内も今作で垣間見ることができます。
マルフォイファンは必見です。
いるかわからんけど。

ロンは...まあいいやつだよあいつは。

感想

小説ではないのであのハリポタシリーズの世界観にどっぷりみたいな感じではなかったのですが、シリーズを通して読んできたファンならグッとくるシーンも多々ありなかなか楽しめました。
ハリーはもうオヤジになっても自分の出生やら心の闇やらと戦い続けなきゃならんのだろうなと少し同情です。
マルフォイもかつての闇の勢力に染まりかけていた過去を背負いつつも家族を守るために辛い決断もできるかっこいい大人になっていました。
こいつが一番成長してるんじゃなかろうか笑
ハーマイオニーもしっかりものだったのでイメージ通りという感じです。今作でも頼れる参謀兼切り込み隊長。
ロンは...マルフォイの爪の垢でも煎じて飲んだどうなの??

おわりに

この「ハリーポッターと呪いの子」は今回のこの話だけで完結する話です。
10年もののシリーズとかになったりしないので気になる方はどうぞ。
まあ何度も言いますがあくまで舞台の脚本なのでがっつり小説ではないです。
「舞台の奥からハリーがやってくる」
「やあハリー」ロンが右手をあげる
とかそんな感じで舞台描写がちょくちょく入ります。
それでも読めるよって方には是非おすすめしたいところです。

今までシリーズを読んだことがない方にはまずシリーズを全て読むことをすすめます。
多分この歳になっても楽しめると思います。

子供ができたら読ませたい作品No1です。

そういえばハリポタシリーズの世界観を引き継ぐ「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」も18日から公開されていますね!
こちらは全5部作の長編シリーズということなので1つも見逃さずに見に行きたいところです。

以上!

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