ヒロアカ読んだった。これが今のジャンプの屋台骨?
こんにちは!
シマユーです。
ぼくは結構漫画が好きなのですが、社会人になると時間もなくなり読む漫画も少なくなってしまいます。
ジャンプなんかも昔っから連載していた『NARUTO -ナルト-』『BLEACH ブリーチ』なんかも完結してしまって寂しくなりましたよね。
コンビニで立ち読みなんかも最近はあまりしなくなったので新しい漫画には全然追いつけていません。
そんな中でもちょいちょい噂を聞いていたのが『僕のヒーローアカデミア』通称ヒロアカです。
男はいくつになってもバトル漫画に燃えるもの。
ヒロアカが古参の人気漫画がどんどん離脱し、『HUNTER×HUNTER』も不在の今のジャンプを引っ張っていけるのか?
大人のお兄さんが大人買い(既刊11巻2016/12/4)したのでレビューしていきたいと思います。
あらすじ
世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つ超人社会。“個性”を悪用する敵(ヴィラン)を“個性”を発揮して取り締まるヒーローは人々に讃えられていた。 主人公の緑谷出久も幼い頃から“平和の象徴”と謳われるヒーローオールマイトに憧れていた。
出久は超常能力が発現しない“無個性”だったが、ヒーローになるという夢を諦めきれず、偉大なヒーローを多く輩出してきた国立雄英高校の難関ヒーロー科への進学を目指すものの、幼馴染みで優秀な“個性”を持つ爆豪勝己をはじめとする周囲から合格は絶望的と馬鹿にされていた。
「僕のヒーローアカデミア」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2016/12/04 (日) 18:04 UTC
URL: 僕のヒーローアカデミア - Wikipedia
世界観のベースになるのは現代日本に近い世界ですね。
ヒロアカの世界では急に「個性」と呼ばれる特殊能力を持つ人間が増えだして、悪事を働く「敵(ヴィラン)」とそれを取り締まる「ヒーロー」がいるようです。
いや「敵(ヴィラン)」ってずいぶんざっくりしてんな笑
主要人物
キャラの詳細なんかはwikiを見れば乗ってるので人物像だけざっくり紹介します〜
- 緑谷出久
主人公の緑谷出久は個性持ち8割超えの逆X-MENみたいな世界の中、能力を持たない無個性という位置付けです。
なんやかんやあって最強のヒーローであるオールマイトの後継者として見初められ、ヒーローの道を歩みだすという結構わかりやすいストーリーとなっています。
ここで重要なのは出久少年がおそらく完全な一般人であるということでしょう。
11巻まで読みましたが実は親がすごくて能力が封印されていたなどという後付け設定はなさそうです。
出久少年の母親もちょいちょい出てきますが完全なパンピです。
結局血統が一番かよとか騒がれてた一時期のジャンプとは方向性が変わってきてるのかな?
- オールマイト
あらすじでも少し触れましたが作中世界で最強のヒーロー。
とある事情で力を失いつつあり、自身の後継者を探しているところに緑谷出久と偶然出会います。
一人だけアメコミの世界から出てきたような作風。
ぼくが漫画でよく思うのが、師匠的なポジションのキャラはなんでも出来て教育において間違いは犯さないことが多いということなのですが
オールマイトは長い間平和の象徴として前線で戦ってきたため逆にそれ以外のこと、例えば対人関係であったり後任の育成だったりはポンコツ(笑)な部分が多くあります。
オールマイトがマッチョな体育会系なのに、主人公の緑谷出久はがりがりのオタク系。
オールマイトと同じ戦い方はできないために緑谷出久ならではの戦い方を考えていかなければならないのですが、そこをあんまりフォローしてあげてないので緑谷出久が毎度無理をして体がボロボロになります。
そして周囲の人間からもっとしっかり導いてやれと怒られています。
もう一人くらい紹介しておくか笑
- 爆豪勝己
主人公のライバルポジションのキャラクターですね。
第1話から緑谷出久をぼこぼこにいじめるいじめっ子キャラクターです。
尋常じゃなくプライドが高く、常に一番を目指さないと気が済まないため周囲とトラブルを起こし続けます。
(こいつホントにヒーローになりたいんか汗)
こいつは少年漫画にしては珍しく生い立ちに闇(笑)があったりしません。
むしろいい父親、いい母親に囲まれて幸せそうな感じですが...どうしてこうなった。
その様はまるで狂犬。
主人公と切磋琢磨して...という感じにはあまり見えませんが...
まあ彼にもプライドの高さからくる複雑な悩みがあるようなので今後に期待です。
ヒロアカの魅力
分かりやすい学園ものなので純粋に賑やかで楽しいですね。
魔法とか忍術がテーマの漫画も面白いですが、こういう超能力がテーマだとキャラクターができることが突拍子もなくて想像も膨らみます。
緑谷出久のクラスメイトも個性豊かで、活躍の場も広く用意されているため飽きることなく楽しめました。
あとは主人公とオールマイトの特別な師弟関係が熱いですね〜。
さっきはオールマイトは教師としてポンコツみたいなことを書きましたが、それはオールマイト自身も主人公と一緒に成長していくということでもあります。
現役を退いたあとも、教師としての新たな役割を全うすべく生徒たちのために奮闘する姿がかっこいいです。
微妙なところ
バトル漫画としてなかなか面白かったので水を差すのもあれですが、自己犠牲を美化しすぎなような気もします。
緑谷出久はもともと無個性だったため、能力を使うための体の素養がありません。
なので
能力を使うと腕が折れます。
ドン!!
いやドンじゃねえし笑
クラスメイトがバトル後に軽症で済んでいるなか緑谷出久だけは包帯グルグル巻の重症患者になってます。
ボロボロになりながらも敵に立ち向かう姿はまあかっこいいのですが、ちょっとやりすぎかなぁ...
戦っても体を壊さない、周りに心配をかけないというのも緑谷出久の目標にはなってますが11巻時点で達成できてないです。
少年漫画あるあるで回復キャラがいますが、これ以上壊すと腕が動かなくなるとか言われてます。
なぜそんなとこだけリアル感出すの!?
ぼくも子供の頃はルフィとかナルトになりたいと思いましたが緑谷出久にはなりたくないです笑
買いか?
最後ので引かせてしまったかもしれませんが能力バトル漫画としてはなかなか面白かったです。
パワーを失い緑谷出久の育成に専念すると言ったオールマイトのその後。
未だ溝が狭まらない幼馴染との関係。
過激さを増してくる敵(敵(笑))が今後どんな手を使って社会を攻撃してくるのか。
触れてないけど可愛いヒロインもいるよ!
- 作者: 堀越耕平
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/11/04
- メディア: コミック
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作画も気合が入っており、ストーリーが勢いで進みがちな部分もあるものの、ここから先の展開には目が離せないものがあります。
ギャグありシリアスありのオススメ漫画です。
既刊11巻とまだまだ追いつける巻数なのでこれから成長しそうなバトル漫画を読みたい人には是非おすすめさせていただきます。
以上!
ウェイ!